9月11日東光寺3つの奉納公演
9月11日東光寺3つの奉納公演
日 時 2010年9月11日(土)6:30開演
会 場 東光寺本堂 〒633-0053 奈良県桜井市谷381−1 地図 駐車可
近鉄桜井駅南口直進 徒歩10分 約500メートル
入場料 2000円 当日参加可能
詳細お問い合わせ電話 0744-46-2410 まで
出 演
マドゥ・プリヤ インド舞踊
山内 宥厳 一人芝居「がらんどうは歌う」山内宥厳作・出演
音楽・ピアノ 西澤真由美 笛 山内宥厳
出演者プロフィル
今年ご紹介するのは、有名なカーリダーサ作の戯曲「シャクンタラー姫」の演目です。
この曲は私の師匠が約40年前に振付けし、長い間封印されていたものでしたが、ようやく2年前、師匠の娘によってリバイバル上演された大変貴重な作品です。ぜひ皆様にこの美しい物語と舞を楽しみ、読みとっていただければと思います。
この演目では、森にすむシャクンタラー姫が、愛を誓い合ったドゥフシャンタ王を想い、自分を迎えに来てくれる日を待ち焦がれ続けたあげく、とうとう自分が森を出て王の城へ向かおうと決心するまでを描いています。
王を待ち続けてすっかり憔悴してしまった彼女は、蓮の葉にドゥフシャンタ王へラブレターを書き、王のもとへと届けてくれるよう、仲良しの鳥にその手紙を託します。。。
●山内宥厳 ※http://d.hatena.ne.jp/ytokoji/about
●山内宥厳
「がらんどうは歌う」即興劇のスタイルをとりながら、人間の内奥にせまる独白劇。
詩劇「がらんどうは歌う」という一人芝居は、私が少年時代に体験した戦争の悲惨さを、30歳すぎたころに書いた若き日の作品です。この戯曲を書いたころは一人芝居を公演するひとも少なく、大阪の島之内小劇場で初演され、話題となりました。
「風葬」という同人雑誌に掲載しましたが、これが「文学界」の同人雑誌評でもとりあげられ、才筆で一気に読まされたなどと書かれました。
1999年に岡山で公演しましたが、この公演以降からは、戦争を知らないひとたちへのメッセージとして、山内宥厳が毎年1度は舞台に立つことになりました。作者が直接演じるのを観たいという楽健法の生徒さんたちからの要望に応えてはじまったのですが、この公演の際に作った案内パンフレットもwebでご参照ください。